レーザーガイドスター用589nmレーザー

高出力かつ高品質な589nmコヒーレント光源を開発しました。光源として基本性能に加え、対環境性、自動アライメント、リモート制御など充実した周辺装置を備えています。

モード同期Nd:YAGレーザーの発振線1064nmと1319nmの光混合による、高出力かつ高品質な589nmコヒーレント光源。2006年に国立天文台ハワイ観測所「すばる」に搭載(国立天文台・理研共同研究開発)。

レーザーガイドスター

ナトリウムの吸収線(D2)に同調したレーザーを上空に存在するナトリウム層に照射すると、人工の星を作り出すことができます。これをレーザーガイドスター(LGS)と呼んでいます。「すばる」は大気による歪を補正できる集光鏡を搭載していますが、自然に存在する天体を用いた場合の補正可能範囲は全天域の2%です。しかしLGSを目安として大気の揺らぎを補正すると、高分解に観測できる天域を80%へ大幅に拡大することができます。つまり空のどこにある天体でも高精度な観測が可能となるわけです。